今回は、一般の方にも、場合によっては県内のAHAインストラクターにもあまり知られていない「県内のAHAコースの事情」についてお伝えします。
Child Future 熊本のコースはAHAなの?
よく聞かれる質問です。
「Child Future 熊本」という団体名に、
「AHA」とか「ACLS」とか、
いわゆる固有名詞が入っていないために、
このような質問をよく受けます。
単刀直入に言うと、当会が開催する
PEARS,BLS,ACLSについては
全てAHA公式コースです。
実は、日本でAHAコースを開催している組織(トレーニングセンター)は、約9つ存在します。
当会は、その中の1つである日本医療教授システム学会国際トレーニングセンターと提携しています。
従って、当会が開催するコースは全てAHA公式です。
受講料に差があるのは何で?
インストラクターも知らない方が稀にいますが、実は、AHAはコースの受講料金を定めていません。
AHAの規定では、受講料に関しては、トレーニングセンターや主催インストラクターが自由に決めるとされています。
トレーニングセンターによって受講料に差があるのはこのためです。
これからは「受講場所」を選択できる時代に
都心部以外の地域、つまり地方では、AHAを開催している団体が1つしか存在しないため、必然的にそこの団体が開催するコースを受講しなければいけないという流れが主流でした。
つまり、受講される方に「受講場所」の選択肢はありませんでした。
ただし、これからは違います。
少なくとも熊本県では、受講者(消費者)の方が、各団体の特徴等を吟味した上で、受講する場所を選択できるようになりました。
当会のスタンスとしては、
ただ資格を取得するだけではなく、
現場活動や看護の場面で、
本当に役立つスキルや知識を提供することです。
そのためにはリアルなシミュレーションは外せませんし、受講しただけで終わるのではなく、有効期限内のカードをお持ちの間は、可能な限りの学習サポートを提供させていただきたいと考えております。